第一草稿

なんとなくをなんとなく書き出してみるブログ

もし民間労働者が地方自治体のふるさと納税担当者だったら

三十分で書く、過去の今週のお題「ふるさと納税」。

ふるさと納税は生まれ育った街に貢献できて、おいしいごはんももらえる、庶民にはやらない理由がない制度ですよね。次の世代にということで、いつも教育関連事業に寄付をさせていただいてます。

そんなふるさと納税、民間労働者である自分がもし地方自治体の担当者だったらどういう返礼品を用意するか、という妄想をしてみます。返礼品を投資ととらえてIRRで評価するのが普通ですかね。うん、例えば、こういうふうに考えるのはどうでしょうか。

単発の納税額増を目指すケース

このケースでは一回の寄付で投資額(返礼品費用)を回収する必要がありますので、返礼品費用の上限は寄付額になります。返礼品費用を抑えるほど一件あたりの自治体の利益は多くなりますが、その分返礼品の魅力が少なくなるため他の自治体との競争に勝てなくなって、件数が伸びません。目標額に届くようにその掛け算を調整することになります。ここで戦略を薄利多売にするか厚利少売にするかは自治体のリソース(名産品)の有無によります。ウリがコモディティよりモノしかない一般的な自治体の場合は、ギリギリまで利益薄くして、件数を稼ぎに行く薄利多売というのが基本的な戦略になるとおもいます。

地域おこしを目指すケース

こっちのケースでは、街に実際に来てもらってお金を落としてもらことで、LTV(収入)を増やすことを目指します。ゴールは「何回も観光に来てくれるようになる」ことや「移住してきてくれる」ことです。回収期間は数年以上に設定します。また収入は寄付額よりも(おそらく)来てもらったときの消費経由がメインになるのではとおもいます。なので単発の寄付では赤字で構いません。LTV(寄付額と、消費経由のトータルの納税額)がCPA(返礼品費用)を上回りさえすればよいです。ふるさと納税はあくまでアクイジションチャネルとして捉えます。そうですね、例えば、高級宿泊施設の激安プランとか観光資源があればツアーやアクティビティを無料でとか、とにかく来てくれるための仕掛けを返礼品にするのではないでしょうか。「高級」とつけているのは初回の体験がその後のリピートを左右するからです。この設計ではリピートが大事なので初回の体験を(再現性のある範囲で)とにかく良いものにすることに集中します。繰り返しますが、初回(アクイジションの時点)は赤字で良いです。

ありきたりですね。でも書いてて後者のプロジェクト自分でやってみたくなりました。地方自治体の副業でも探してみようかしらん。

(三十分みじけえ…)